育成 | (独)農研機構 |
---|---|
来歴 | 巨峰の自殖実生 |
収穫時期 | 8月中旬 |
分類 | 巨峰系4倍体品種 |
果房重 | 300~400g |
果粒、果実重 | 12~16g |
糖度 | 18~20度 |
果粒は赤色、倒卵形で極大粒の、広島県豊田郡安芸津町において8月下旬に成熟する早生種。樹の大きさは大。樹勢は強。枝梢は太い。成葉葉身の形は5角形、裂片数は5片、葉柄裂刻の一般的な形は開き、上裂刻の形はわずかに重なる、深さは深。葉の大きさは中、花穂の大きさは大、花性は両性。果房は長円錐形で大きさは中(250~300g程度)、着粒の粗密は粗である。果粒は倒卵形で大きさは極大(14g程度)、果皮は赤色で厚さは中、果皮と果肉の分離性は中である。果肉は不着色、肉質は中間、甘味は高(糖度20度程度)、酸味は少、香気はフォクシー、果汁は多、種子は大きいが数は少ない。開花期は中であるが成熟期は早、花振るい及び無核果粒の混入は多、裂果は少、果梗の太さは中、果梗と果粒の分離は易、果実の日持ちは短である。